施術事例
2013年5月21日 火曜日
麻薬的な足のサポーター
今回は足首サポーターの影響で膝、股関節まで痛みを出すことになってしまった例を紹介します。
Mさんは四街道市のママさんバレーで活躍しています。2年前右足関節を骨折、病院で治療を受けた以後足関節のサポーターを必ず使用しバレーボールを続けていました。
先日、足が痛いと来院し、「ジャンプ力を向上させたい」とも相談を受け、以前ケガした右足の状態も見てみました。
以前の足の骨折は腓骨の下の方で軽いヒビだったようです。靭帯には影響無く足関節の動きを計測してみると全く正常でした。

距骨下関節、足関節の低背屈も特に異常ありません。
ただ回内足気味でした。

まず、足の機能的な異常は無いので足首の動きを制限するサポーターの装着をやめるように指示しました。
しかし、Mさんはサポーターがないと不安で動けないと言います。

そこで、サポーター装着時とサポーター無しでの垂直跳びの比較をしてみました。
サポーター装着と無しで3回ずつテストしました。

結果は黒いマークがサポーター装着、赤いマークがサポーター無しです。

明らかにサポーターを外した方がジャンプが向上することがわかりました。
するとこれだけでMさんの不安は解消したようです。
ジャンプ力を増やしたいMさんにとっては驚きの結果だったようです。
「サポーターを外した方が体の動きが軽い」と180°転換してしまいました。
単なる「怖い」という思い込み。
さらに詳しく話を聞くとサポータを装着してから膝、股関節、腰の痛みも出るようなったと話しています。これは、捻挫防止で足を強く回内させるようにサポーターを装着していたからのようです。
Mさんは偏平足気味なので回内防止のテーピングをして練習をしてもらうことにしました。

ケガの後、サポーターがないと不安で外せなくなり長期間締め付けることにより体に負担をかけている場合があります。
特に足関節のサポーターは距骨下関節を外反矯正させる物が多いので運動時に足が過回内し長期に使用すると膝、腰の痛みなど体が傷んでしまいます。
このように使い続けて次第に体が歪んで行く麻薬的な部分があるので状況に応じて使うことが大切ですね。
Mさんは四街道市のママさんバレーで活躍しています。2年前右足関節を骨折、病院で治療を受けた以後足関節のサポーターを必ず使用しバレーボールを続けていました。
先日、足が痛いと来院し、「ジャンプ力を向上させたい」とも相談を受け、以前ケガした右足の状態も見てみました。
以前の足の骨折は腓骨の下の方で軽いヒビだったようです。靭帯には影響無く足関節の動きを計測してみると全く正常でした。


距骨下関節、足関節の低背屈も特に異常ありません。
ただ回内足気味でした。

まず、足の機能的な異常は無いので足首の動きを制限するサポーターの装着をやめるように指示しました。
しかし、Mさんはサポーターがないと不安で動けないと言います。
そこで、サポーター装着時とサポーター無しでの垂直跳びの比較をしてみました。
サポーター装着と無しで3回ずつテストしました。
結果は黒いマークがサポーター装着、赤いマークがサポーター無しです。
明らかにサポーターを外した方がジャンプが向上することがわかりました。
するとこれだけでMさんの不安は解消したようです。
ジャンプ力を増やしたいMさんにとっては驚きの結果だったようです。
「サポーターを外した方が体の動きが軽い」と180°転換してしまいました。
単なる「怖い」という思い込み。
さらに詳しく話を聞くとサポータを装着してから膝、股関節、腰の痛みも出るようなったと話しています。これは、捻挫防止で足を強く回内させるようにサポーターを装着していたからのようです。
Mさんは偏平足気味なので回内防止のテーピングをして練習をしてもらうことにしました。
ケガの後、サポーターがないと不安で外せなくなり長期間締め付けることにより体に負担をかけている場合があります。
特に足関節のサポーターは距骨下関節を外反矯正させる物が多いので運動時に足が過回内し長期に使用すると膝、腰の痛みなど体が傷んでしまいます。
このように使い続けて次第に体が歪んで行く麻薬的な部分があるので状況に応じて使うことが大切ですね。
投稿者 タカハシ整骨院